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いい音楽が使われている映画10選

今回は素敵な楽曲が盛り込まれている映画をテーマに僭越ながらおすすめを紹介します!

 

ふと好きな映画について振り返ってみると、その映画には高確率で"いい音楽"が使われているような気がします。個人的にミュージカル映画が好きなせいもあると思いますが、、。映像と素敵な音楽が見事にマッチすると、記憶にも残りやすく、あーあのお気に入りの曲が使われているシーンがみたい!という衝動で以前みた映画をもう一度みるなんてこともたまにあります。

 

完全に独断と偏見で。それからミュージカル映画は別枠で特集が組めそうなのであえて入れずに。中でもお気に入りの楽曲はURLを貼っておきます。さっそく始めてみましょう!

 

※カッコ内は原題

  1. 君の名前で僕を読んで (Call Me By Your Name)

 

大学教授の父を持つ17歳のエリオと、夏休みの間エリオの父の助手をつとめる大学院生のオリバーが恋に落ちる物語。

 

映像美の極致といい音楽の極致

イタリアの夏の眩しい映像美と、軽快なクラシック音楽や、Sufjan Stevensの楽曲が見事にマッチしています。ちなみに著作よりも映画がはるかに有名になってしまったことに、原作者であるAndre Acimanは複雑な気持ちのようです。続編も公開するようですが、すでに原作の続編"Find Me"が出ているので公開前に読んでみようと思います。

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  1. あの頃ペニー・レインと (Almost Famous)

10代で音楽雑誌『ローリング・ストーン』のライターになったキャメロン・クロウの半自伝映画。

 

眩しすぎる夏に70年代のロックミュージックを添えて

架空のロックバンドであるStillwaterのバンドに同行したり、グルーピー(バンドの熱狂的かつ親密なファン)であるペニーに恋をしたりするひと夏を描いた映画。The Who, Lynyrd Skynyrd, The Beach Boys, Simon & Garfunkelなどなど、数々の名高いバンドの楽曲をこれでもかと盛り込んでいる。ドラッグや女、酒などロックバンドにつきものの要素はあるものの、清々しい気分で見終わることができるのが不思議。

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  1. 五つの銅貨 (The Five Pennies)

コルネット奏者レッド・ニコルズの半生を描いた半伝記映画。レッド・ニコルズは仕事に熱中するあまり、家族のことも等閑に付してしまう。娘のドロシーが小児マヒにかかったことをきっかけに、彼女の治療に人生をかけて専念することを誓い、一度はコルネット奏者としての人生を諦めるが、最終的にはどちらも大切にできる道を模索する話。

 

もっと評価されるべき映画

隠れた名画というやつでしょうか。でもあの伝説のジャズシンガー、ルイ・アームストロングだって出てるし、もう少し知名度が高くてもいいんじゃないかと思います。ベッドで娘に寄り添って語りかけるように歌う"The Five Pennies"を聴くと優しい気持ちになれます。

 

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     4. プラダを着た悪魔 (The Devil Wears Prada)

名門ノースウェスタン大学を卒業したアンドレア(アンハサウェイ)は、ジャーナリストを目指してはるばるニューヨークにやってきますが、就職先では一流ファッション雑誌のボス、ミランダの雑用係を任されてしまいます。しかし今後のキャリアのためならと、たくましく奮闘するアンドレアのサクセスストーリー。

 

キャリアウーマンってかっこいい

"Suddenly I see"の楽曲とともに手際よく朝の支度を進めるアンドレアは、見ているだけでワクワクした気持ちになります。

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     5. ビッグ (Big)

ある日願いをなんでも叶えてくれるという怪しい機械の前で、子供のジョッシュが"大きくなりたい"とお願い事をしたら本当に次の日大人になってしまう話。見た目と中身のギャップに苦しみながらも、子供の想像力を発揮できるおもちゃ会社になんとか勤めて孤軍奮闘します。

 

トムハンクス好きは必見

大人役を演じるトムハンクスが若い若い。トムハンクスと、勤め先のボスである今は亡きロバート・ロジアがおもちゃのピアノの上で"Heart and Soul"を体を張って弾く(踏む?)のは言わずもがな名シーン。

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     6. グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち (Good Will Hunting)

天才的な頭脳を持ちながらも、幼少期の親から受けたDVがトラウマでその能力を発揮できず、大学の清掃員として生きているウィル(マットデイモン)が、心理学講師のショーン(ロビンウィリアムズ)のカウンセリングを通して心の傷を癒していく話。

 

ロードムービーっぽい曲が印象的

エンディングシーンで流れる"Afternoon Delight"がなぜかすごく印象に残っています。映画自体はどちらかというとシリアスな内容なのに、なぜかエンドロールの雰囲気が映像、楽曲ともにロードムービーっぽくて、その対照的な雰囲気のせいかなあと。

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     7. 卒業 (The Graduate)

ヒルな気分になりたいときに

Simon & Garfunkelを使うのはズルい。しかもこの映画の雰囲気とのマッチ具合といったら、ちょっと他にはない。特に定まった目標もないままに大学を卒業したダスティンホフマン演じるベンジャミンの不安定な心情に、ささやくように歌うSimon & Garfunkelの楽曲が合うのです。"Hello darkness my old friend"っていうすごく鬱な歌詞から始まる"The Sound of Silence"は不朽の名曲です。

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     8. ジャージー・ボーイズ (Jersey Boys)

おじいちゃんになってもバリバリ現役映画監督のクリント・イーストウッドが送る、ビートルズの少し前の時代に人気を博したアーティスト、フォーシーズンズについての伝記映画。

 

あの楽曲を絶対一度は聴いたことがあるはず

グループ名を知らなくても、"Sherry"や"Can't Take My Eyes Off of You"(君の瞳に恋してる)などを聞けば、ああこれか!とひらめくはず。映画のストーリー自体は少し中だるみしていたような記憶がありますが、次々と流れる名楽曲はそれをカバーして有り余るほどかも。ちなみにこの映画、登場人物がカメラに向かって解説をすることによってストーリーが進行していきます。登場人物がカメラ目線になることはほとんどなく"覗き見ているようだ"とも言われる現在のハリウッド映画の撮影スタイルの中で面白い実験をしているなあ、と思います。

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     9. ニュー・シネマ・パラダイス (Nuovo Cinema Paradiso)

映画好きの8歳の男の子トトと、トトが足繁く通っている映画館でフィルムの管理をしている中年のアルフレードの交流を、大人になったトトがアルフレードの訃報をきっかけに懐古する形で展開する映画。

映画を通して時代の流れに思いを馳せる
昔は人の立ち合いの元で上映していた映画も、今では全自動になったと考えると感慨深いです。それにしてもアルフレードのフィルムを扱う様子には映画に対する愛が感じられてよいものですね。映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネの手がける音楽を聴いていると、自分も本当にその時代を体験したかのような懐かしく切ない気持ちになるのは不思議です。

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     10. ロッキー (Rocky)

ストイックになりたいときに

映画中にシルベスタースタローンが、生卵をコップにいくつも割って、そのままごくごく飲むという豪快なシーンがありますね。さすがにそれを真似したいとは思いませんでしたが、少なくともロッキーのテーマ曲を聞いて今すぐにでも走り出したくなる、あるいは何かをストイックに頑張りたくなる人はたくさんいるのではないでしょうか。直球なタイトル"ロッキーのテーマ"として知られているテーマソングですが、一応正式名は"Gonna Fly Now"らしいです。

 

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いかがでしたか?みなさんのお気に入りの映画は入っていましたか?この記事を読んで少しでも紹介された映画をみてみようという気になってくだされば嬉しいです!